Veeam製バックアップ製品に脆弱性 - 修正版がリリース
Veeam Softwareのバックアップ製品「Veeam Backup & Replication」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
バックアップインフラへアクセスできる場合、設定データベース内より認証なしに暗号化されたアカウント情報を取得できる脆弱性「CVE-2023-27532」が明らかとなったもの。
同情報を取得されると、バックアップインフラのホストにアクセスされるおそれがある。有償版、コミュニティ版のいずれも影響があり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「7.5」、重要度は「高(High)」とレーティングしている。
同社は「同12.0.0.1420 P20230223」および「同11.0.1.1261 P20230227」にて同脆弱性を修正した。またパッチを適用するまでの回避策としてバックアップサーバにおけるTCP 9401番ポートへの通信を遮断することを挙げている。
(Security NEXT - 2023/03/13 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
アスクル子会社の受託物流サービス、取引先情報流出の可能性
「ぶちエコサポーター」研修会の参加者宛メールで誤送信 - 山口県
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
