Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

誤データでワクチン手帳に別人の接種記録 - 群馬県

群馬県は、スマートフォンなどで新型コロナウイルスワクチンの接種履歴が確認できるぐんまワクチン手帳において本人以外のワクチン接種情報が表示されたことを明らかにした。

同県によれば、3月8日11時半ごろ、沼田市が誤った接種データを送信し、システムに取り込まれたことでぐんまワクチン手帳に、本人以外のワクチン接種情報が表示される状態が発生したもの。氏名、生年月日、接種日、接種回数、接種したワクチンメーカーなど含まれる。

同日中に沼田市の住民から指摘があり、ワクチン手帳を一時停止した。3月8日16時の時点で、本人以外の接種情報1件が閲覧されたことが確認されている。

沼田市から正常な接種データが送信され、同日14時40分に復旧した。

(Security NEXT - 2023/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局