Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MongoDB」の一部ドライバにサービス拒否の脆弱性

「MongoDB」を「C#」の環境で実行している際にサービス拒否に陥るおそれがある脆弱性が明らかとなった。

信頼されていないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2022-48282」が明らかとなったもの。特定の環境において特権ユーザー権限で任意のコードを実行され、サービス拒否に陥るおそれがある。

MongoDBでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.6」、重要度を「中(Medium)」とした。一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値を「7.2」、重要度を「高(High)」としている。

同脆弱性は「.NET Driver 2.19.0」にて修正された。

(Security NEXT - 2023/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局