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「MongoDB」の一部ドライバにサービス拒否の脆弱性

「MongoDB」を「C#」の環境で実行している際にサービス拒否に陥るおそれがある脆弱性が明らかとなった。

信頼されていないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2022-48282」が明らかとなったもの。特定の環境において特権ユーザー権限で任意のコードを実行され、サービス拒否に陥るおそれがある。

MongoDBでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.6」、重要度を「中(Medium)」とした。一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値を「7.2」、重要度を「高(High)」としている。

同脆弱性は「.NET Driver 2.19.0」にて修正された。

(Security NEXT - 2023/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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