利用者に十分説明せずに外部へ識別子を提供 - LINE
LINEは、アプリ「LINE」上でサードパーティが提供する一部サービスにおいて、利用者に説明が不十分なままデータ連携が行われていたとし、データ連携を停止した。
「LINE」では、友だちやボット、トークルームなどを識別するための識別子が割り振られており、2018年5月よりウェブアプリプラットフォーム「LINE Front-end Framework(LIFF)」にて作成されたトークルーム上のサービスでは、データ連携により同識別子を取得することが可能だった。
サードパーティでは同識別子を用いて複数のユーザーが同一のトークルームに所属しているか認識することが可能となる一方、利用者に十分な説明が行われていなかった。
同社は2022年8月に実装が想定と異なっていることを把握。調査を進め、同年12月19日に説明が不十分であると判断した。
同月27日よりサードパーティに対し、トークルーム識別子の連携停止と関連する対応について依頼。2023年2月6日にサードパーティへのトークルーム識別子の連携を停止し、サードパーティに対して取得済みのデータを破棄するよう求めている。
(Security NEXT - 2023/02/28 )
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