データ統合フレームワーク「Apache InLong」に深刻な脆弱性
大量のデータを統合できるフレームワーク「Apache InLong」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
「同1.5.0」から「同1.1.0」にかけて、JDBC接続でセキュリティ対策をバイパスされ、信頼できないデータをデシリアライズするおそれがある脆弱性「CVE-2023-24997」が明らかとなったもの。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
1月3日にリリースされた「同1.5.0」も影響を受けるため注意が必要。ソフトウェアリポジトリにおいて、同脆弱性を解消するパッチが提供されている。
(Security NEXT - 2023/02/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高