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政府、クレカ会社にフィッシング対策強化を要請 - DMARC導入など

経済産業省、総務省、警察庁は、フィッシング詐欺による被害が増加していることを受け、クレジットカード会社などに対して対策強化を要請した。

フィッシングによる情報詐取が、クレジットカード番号が不正利用される一因となっていることから、利用者保護に向けた対策の強化をクレジットカード会社などへ要請したもの。

具体的には、ドメイン名をなりすましたフィッシングメールも多いとして、なりすましメール対策に送信ドメイン認証技術「DMARC」の導入を挙げた。

メールの送信を行わないドメイン名も含め、利用者向けに公開しているすべてのドメイン名についてDMARCを導入し、なりすましメールに対して「受信拒否」を行うポリシーにて運用するよう求めている。

あわせてフィッシング対策協議会の「フィッシング対策ガイドライン」にて示された対策の実施なども要請している。

(Security NEXT - 2023/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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