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Synology製ルータのOSやVPNサーバに深刻な脆弱性

また「SRM」では、脆弱性「CVE-2022-43932」「CVE-2023-0077」が明らかとなっている。任意のコマンドを実行したり、情報漏洩やサービス拒否に陥るおそれがあるという。

CVSS基本値はそれぞれ「7.5」「6.5」で、重要度は「重要(Important)」「中(Moderate)」だが、同社はこれら2件の脆弱性を踏まえ、全体の重要度を「クリティカル(Critical)」とした。

脆弱性を修正した「SRM 1.3.1-9346-3」「同1.2.5-8227-6」をリリースしており、利用者へ同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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