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クレカ不正利用被害、2022年3Qは102.7億円 - 前四半期比3.5%減

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番号盗用被害が全体の93.4%にのぼる(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに作成)

クレジットカードの不正利用被害において番号盗用被害が93.4%にのぼる。2019年以降、8割以上を占めており、特に2020年第1四半期以降は、9割を超える水準で推移している。

番号盗用被害における国内外の比率を見ると、国内が77.1%にあたる約73億9000万円。前四半期の約76億9000万円から約3億円の減少となるが、割合としては前四半期から0.8ポイント上昇している。海外における被害は約22億円で約1億9000万円減少した。

偽造カードによる被害は国内が約4000万円、海外が約6000万円。いずれも約1000万円だった前四半期から増加している。

(Security NEXT - 2023/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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