Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

4人に1人は機密性高いPDFファイルでもPWや権限を設定せず

機密性の高い文書をPDF化する際に、パスワードや権限の設定を行っているか尋ねたところ、「頻繁に利用している」が20.3%、「時々利用している」が35.0%となり、あわせて55.3%だった。

20代から30代では、6〜7割が利用していたのに対し、40代から50代では4割中盤にとどまっている。一方、回答者の25.7%はパスワードや権限の設定機能を「まったく利用していない」と回答した。

PDFファイルへ変換後も設定次第では第三者がファイルを加工したり、修正でき、個人情報漏洩につながる危険性があることについて、「知っていた」とする回答は35.7%で3割台にとどまる。37.3%は「詳しく知らなかった」としており、27.0%は「まったく知らなかった」と回答した。

(Security NEXT - 2022/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

悪意あるファイル、1日あたり約41万件 - 前年比3%増
脆弱性攻撃の8割超が「Office」狙い - いまだFlash狙いの攻撃も
脆弱性DB「JVN iPedia」への登録、2Qは2325件 - 前四半期から1455件減
J-CSIPへの情報提供、76%減 - 標的型攻撃は5件
「BEC」に見えた内通者の影 - なりすまされる「リスク」も
「JVN iPedia」登録件数、前四半期比1.3倍 - 制御システムは161件
2018年4Q「JVN iPedia」登録は3560件 - OS関連が上位半数以上
2018年2Qの「標的型攻撃メール」は43件 - 「CVE-2017-11882」の悪用目立つ
2018年2Qの脆弱性登録は3757件 - 上位8割がOS関連
2018年1Qの脆弱性登録は3113件 - Linux関連が上位に