Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

健食通販サイトに不正アクセス - クレカ情報流出し、悪用された可能性

健康食品の通信販売サイト「はつらつ堂ショッピングサイト」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が外部へ流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。

同サイトを運営するはつらつ堂によれば、システムの脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションを改ざんされたもの。2021年12月2日から2022年6月14日にかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した顧客のクレジットカード情報4636件を窃取され、不正に利用された可能性がある。

クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードのほか、メールアドレス、IPアドレスなどの情報も窃取されたおそれがあるという。

6月30日にクレジットカード会社より情報流出の可能性について指摘があり、同社では同日クレジットカード決済を停止。7月1日に個人情報保護委員会に報告した。

外部事業者による調査は8月29日に終えており、9月26日に警察へ被害を申告。対象となる顧客に対しては、11月1日より書面により経緯の報告と謝罪を行っており、身に覚えのない請求が行われていないか注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開