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「Apache Shiro」に認証回避の脆弱性 - 修正版が公開

Javaセキュリティフレームワーク「Apache Shiro」に深刻な脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

同フレームワークにおいて「RequestDispatcher」経由でフォワードやインクルードを行うと、認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2022-40664」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームは、同脆弱性やバグの修正、機能の改善など行った最新版となる「同1.10.0」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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