Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Shiro」に認証回避の脆弱性 - 修正版が公開

Javaセキュリティフレームワーク「Apache Shiro」に深刻な脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

同フレームワークにおいて「RequestDispatcher」経由でフォワードやインクルードを行うと、認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2022-40664」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームは、同脆弱性やバグの修正、機能の改善など行った最新版となる「同1.10.0」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院