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NVIDIAの連合学習SDKにRCE脆弱性 - データ侵害のおそれも

NVIDIAが提供する連合学習のソフトウェア開発キット「NVFLARE」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

同ソフトウェアに信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2022-34668」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると認証なしにリモートよりコードを実行されたり、サービス拒否、情報漏洩のほか、データの完全性などに影響を及ぼすおそれがあるという。

同社では共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価し、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。脆弱性を修正した「同2.1.4」をリリースしており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/09/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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