「スタディサプリ」に不具合 - 他利用者としてアクセス可能に
ログイン時に割り当てるアクセストークンの不備に関しては、1月31日から8月22日にかけて発生しており、1754人が他利用者によってログインされ、1211人が他利用者のアカウントでログインしていた可能性があるという。
一方、ログアウトできない不具合については、確認するためのデータが完全に残っておらず、発生期間や対象者の特定が行えないとしている。暫定的な対策は8月31日に実装。根本的な解決は10月末となる見込みで、サービス内で注意喚起を行っている。
同社は、他利用者によってログインされた利用者に対し、アプリ内のメッセージやメールで通知する方針。また開発において確認の徹底や検証パターンの拡充など図り、再発防止に取り組む。
今回明らかになった不具合は、いずれもウェブブラウザ版のみ影響がある。スマートデバイス向けに提供しているアプリへの影響については否定している。
(Security NEXT - 2022/09/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
社内侵入の痕跡確認されず、クラウドサービスは個別対応 - BBT
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
「SSHコンソーシアムTOKAI」の情報発信サイトが改ざん被害
企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出

