Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Geode」にRCE脆弱性、最新版へアップデートを

複数マシンのメモリにデータを分散配置して処理できる「Apache Geode」にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。

「同1.14.0」「同1.13.4」「同1.12.5」および「Java 8」を利用する環境で「RMI」を介して「JMX」を使用する場合に、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2022-37021」が明らかとなったもの。悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。開発チームは、脆弱性の重要度を「高(High)」としている。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、同脆弱性について共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とした。

さらに「CVE-2022-37022」「CVE-2022-37023」も明らかとなっている。これらもデシリアライゼーションにおける脆弱性で、開発チームは重要度を「高(High)」とレーティング。「NVD」によるCVSS基本値の評価はそれぞれ「8.8」「6.5」。

開発チームでは、6月にリリースした最新版の「Apache Geode 1.15」にて修正済みとし、あわせて「Java 11」を利用するよう呼びかけている。「Java 11」を利用できない場合は、「Apache Geode 1.15」において起動時に特定のオプションを有効化するよう求めた。

また緩和策として、必要としていない場合は、「RMI」を介した「JMX」や「REST API」などのサービスを無効化するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/09/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内組織の3割強が過去3年間にランサム被害 - 暴露予告や関係者への通知で圧力
2022年2Qの不正送金、前四半期比約1.9倍 - 補償率が6割台前半に
ニトリにPWリスト攻撃、スマホアプリ経由で - 約13万アカウントがログイン許した可能性
「未払い料金ある」「給水停止予告」とだます偽水道局のメールに注意
自転車防犯登録カード1056人分を紛失 - イトーヨーカ堂
尼崎市USBメモリ紛失事故でBIPROGYに行政指導 - 委託元は監督対象外
サイバー攻撃により個人情報流出の可能性 - JA大潟村
DNSサーバ「BIND」に6件の脆弱性 - アップデートがリリース
複数サーバでランサム被害、アラートで気づく - ダイナムJHD
複数サーバがランサム被害、詳細を調査 - 日本盛