100社限定で中小企業の「EDR」体験導入を支援 - 東京都
東京都は、都内に事業所を有する中小規模の事業者を対象に、セキュリティ環境の診断や「EDR」の体験導入を支援する緊急サポート事業を開始した。
サイバー攻撃が巧妙化し、サプライチェーンにも影響が拡大するおそれがあるとして、セキュリティ環境の診断による実態の把握や、エンドポイントにおいてサイバー攻撃の状況を把握、分析できる「EDR」の体験を後押しするもの。
攻撃を検知した場合は、セキュリティ監視センターからリモートで隔離対応を行い、被害の拡大を防止。必要に応じて現地対応のサポートなども行う。
また情報処理推進機構(IPA)が展開するセキュリティ対策自己宣言制度「SECURITY ACTION」においてふたつ星宣言の足がかりとなるよう中小企業をサポートするとしている。
同事業の参加費用は無料で、1社あたり300台まで3カ月程度を目安に支援。対象企業は100社程度としており、申し込みはウェブサイトより受け付ける。定員となり次第締め切りとなる。
あわせて都では、8月24日より9月15日にかけて同事業やセキュリティの啓発を目的とした説明会を開催。参加者を募集している。
(Security NEXT - 2022/08/17 )
ツイート
PR
関連記事
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区
フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増