カスペルスキーのVPN製品に権限昇格の脆弱性
Windows向けに提供されている「カスペルスキーVPNセキュアコネクション」に権限昇格の脆弱性が明らかとなった。5月末に修正版がリリースされている。
権限昇格の脆弱性「CVE-2022-27535」が明らかとなったもの。3月に脆弱性を発見、同社へ報告したSynopsysがアドバイザリをリリースし、明らかにした。
同製品のサポートツールにおける機能を用いて特権フォルダを削除でき、ローカル環境において「SYSTEM」権限を取得できるという。同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.8」と評価している。
Kasperskyでは5月31日に修正版をリリースしており、「同21.7.7.393」および同バージョン以降で同脆弱性は解消されているという。
(Security NEXT - 2022/08/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み