「Samba」に複数の脆弱性 - ドメインを乗っ取られるおそれも
さらにAD DCデータベースのログ監査モジュールにおける「Use After Free」の脆弱性「CVE-2022-32746」や、「LDAP」の追加や変更のリクエストによってクラッシュさせ、サービス共匪を引き起こすおそれがある脆弱性「CVE-2022-32745」が判明。
「SMB1.0」のクライアントにより、サーバにおけるメモリの情報をファイルやプリンタに書き込むことが可能となる脆弱性「CVE-2022-32742」が明らかとなっている。
「CVE-2022-2031」「CVE-2022-32746」「CVE-2022-32745」については、CVSS基本値が「5.4」、「CVE-2022-32742」は「4.3」と評価されている。
開発チームでは、これら脆弱性を解消した「Samba 4.16.4」「同4.15.9」「同4.14.14」を公開するとともに、旧バージョン向けにパッチを提供している。
(Security NEXT - 2022/08/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起