複数のAtlassian製品に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース
「Jira」や「Confluence」をはじめ、Atlassian製品に広く影響を及ぼす深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同社複数製品において、バックエンドリソースに送信される前に処理が行われるプラグインモジュールの「サーブレットフィルタ」に関連し、2件の脆弱性「CVE-2022-26136」「CVE-2022-26137」が明らかとなったもの。
「Jira Server」「同Data Center」「Jira Service Management Server」「同Data Center」「Confluence Server」「同Data Center」「Bitbucket Server」「同Data Center」「Crowd Server」「同Data Center」「Bamboo Server」「同Data Center」「Fisheye」「Crucible」などが脆弱性の影響を受ける。
「CVE-2022-26136」は、リモートより認証なしにアクセスした場合に、任意のサーブレットフィルタについてバイパスが可能となる脆弱性。
脆弱性を悪用されると、サーブレットフィルタにおいて認証を回避したり、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃などが可能となるおそれがある。
(Security NEXT - 2022/07/25 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因