カラコン通販サイトに不正アクセス - クレカ情報流出、不正利用された可能性
カラーコンタクトレンズや化粧品の小売事業を展開するサンシティは、同社が運営するオンライン通信販売サイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションを改ざんされたもの。2020年2月23日から2021年4月28日にかけてサイトで商品を購入した顧客のクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなど1133件が外部に流出し、第三者によって不正に利用された可能性がある。
2021年6月10日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘があったという。クレジットカード決済を停止し、別の決済会社で異なる方法により決済を再開したものの、同年11月10日に同サイトにおけるクレジットカードの決済を再度停止。その後外部事業者による調査を開始した。
外部事業者による調査を2022年4月7日に終え、5月10日に個人情報保護委員会へ報告。同月17日に警察へ被害を申告した。対象となる顧客に対しては、6月29日よりメールで個別に経緯を説明、謝罪しており、身に覚えのない請求が行われていないか、請求内容を確認するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/06/30 )
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