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Google、脆弱性を解消した「Chrome 102.0.5005.115」をリリース

Googleは、WindowsやmacOS、Linux向けにブラウザの最新版「Chrome 102.0.5005.115」をリリースした。複数の脆弱性を解消している。

今回のアップデートでは、セキュリティに関する7件の問題を解消。CVEベースで脆弱性4件に対処したことを明らかにしている。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

公表された脆弱性はいずれも重要度が2番目に高い「高(High)」とレーティングされている。解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」や、域外メモリへの書き込み、読み込みを行う脆弱性を修正した。

同社では今後数日から数週間をかけてアップデートを展開する予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-2007
CVE-2022-2008
CVE-2022-2010
CVE-2022-2011

(Security NEXT - 2022/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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