4支店で顧客情報含む帳簿が所在不明 - 碧海信金
碧海信用金庫は、顧客情報が記載された帳簿の一部が所在不明になっていることを明らかにした。誤って廃棄した可能性が高いとしている。
同金庫によれば、刈谷支店、南陽支店において公金原符、岡崎南支店、福岡支店では公金の納入書が所在不明となっているもの。あわせて8967件の顧客情報が含まれる。
税金や公共料金が払い込まれた際に金融機関が控えとして保管しているもので、氏名や住所、納付目的、税目、税額、延滞金、納期限などが記載されている。
帳簿を事務センターで保管するための準備をしていたところ、2月に紛失が判明。全店調査を行ったところ4店舗で発生していることが明らかとなった。
職員が帳票を整理した際、保管期限を迎える前に誤って廃棄した可能性が高いとしている。顧客の納税などへの影響はなく、不正利用などの問い合わせも寄せられていないという。
(Security NEXT - 2022/03/14 )
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