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コンペ資料を無許可で外部に送信、宛先も誤入力 - 福岡県

福岡県は、飯塚農林事務所の職員が、コンペの資料を第三者のメールアドレスに誤って送信し、外部に流出したことを明らかにした。

同県によれば2月16日15時ごろ、帰宅後に自宅で業務を行うため、商品企画コンペの資料37件を同県職員が許可なく外部に送信したもの。これら資料のうち4件には、氏名や電話番号、学校名、メールアドレスなど個人情報も含まれる。

送信先は自身のメールアドレスだったが、ドメインの「gmail.com」を「gmai.com」と誤って入力。メールが到着せず、無関係のメールアドレスへ誤って送信していたことに気が付き、同日16時半ごろ上長へ報告した。

同県ではコンペの応募者37人に謝罪。システムを改修し、同県から「gmai.com」宛てのメール送信を遮断する措置を実施した。また再発防止に向け、データへのパスワード設定や私用メールアドレスへ送信を行わないなど取り組みを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2022/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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