2021年のサイバー犯罪検挙数は1万2275件 - 前年比25%増
2021年のサイバー犯罪検挙数は1万2257件と1万件の大台を突破し、前年の1.25倍へ拡大した。
警察庁が、サイバー空間における脅威動向を速報として取りまとめたもの。同年におけるサイバー犯罪の検挙件数は暫定で1万2275件。前年の9875件から約25%増加した。
2017年以降、9000件台で緩やかに増加してきたが、2021年は目立って増加し、1万件の大台を大きく上回った。
オンラインバンキングにおける不正送金の発生件数は暫定で585件。前年の1734件から約3分の1に減少している。被害額についても前年の11億3300万円から8億1600万円へと減少した。
一方、同年に都道府県警察から警察庁へ寄せられたランサムウェアの被害報告は146件。業種別では「製造業」が55件でもっとも多く、「卸売、小売業」が21件、「サービス業」が20件、「建設業」が10件と続いている。
(Security NEXT - 2022/02/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み