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携帯電話の未払料金請求を装うスミッシング攻撃に注意

「NTTドコモ」を装うスミッシング攻撃が確認されているとして、フィッシング対策協議会は注意喚起を行った。

「ショートメッセージサービス(SMS)」を悪用し、フィッシングサイトへ誘導するフィッシング攻撃が発生していることから注意を呼びかけたもの。

利用停止の予告などとし、「未払い料金お支払いのお願い」などと不安を煽るショートメッセージを送り、フィッシングサイトへのアクセスを促す。

誘導先サイトでは、dアカウントのIDやパスワードのほか、未払い料金があるなどとして、コンビニで購入できる電子マネーを購入させ、記載されたコードを入力させて金銭をだまし取ろうとしていた。

2月10日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似するフィッシングサイトに注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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