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雇用促進支援金の申請書類が所在不明に - 大阪府

大阪府は、大阪府雇用促進支援金の審査業務を委託する事業者において、申請書類が所在不明になっていることを明らかにした。履歴書や運転免許証、通帳の写しなども含まれる。

同府によれば、大阪府雇用促進支援金の審査業務を委託している大阪労働協会において、一部申請書類が所在不明になっていることが明らかになったもの。申請書類に加えて被雇用者の履歴書の写しや、代表者の運転免許証の写し、事業者の通帳の写しなども含まれる。

関連書類には、5申請事業者7人分の個人情報が記載されていた。代表者の氏名、住所、生年月日、メールアドレス、被雇用者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、就業履歴などが含まれる。

2021年12月28日、申請事業者の審査を行うため申請書類を確認しようとしたところ、書類がないことが判明。2022年1月17日、ほかの審査中の申請書類を確認したところ、4申請事業者からの申請書類についても所在不明となっていることが判明した。

申請書類の管理方法が不適切な状況だったことから、誤って処分した可能性が高いと説明している。対象となる申請事業者に対しては、受託事業者が経緯を説明し、謝罪したという。

(Security NEXT - 2022/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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