「Microsoft Edge 97.0.1072.69」がリリースに - 一部独自修正も
マイクロソフトは、同社ブラウザの最新版となる「Microsoft Edge 97.0.1072.69」をリリースした。
「Chromium 97.0.4692.99」をベースとしたアップデートとなり、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている「CVE-2022-0289」をはじめ、22件の脆弱性を解消した。
また「Chromium」にて修正された脆弱性にくわえて、「Microsoft Edge for Android」において独自の修正を実施している。
具体的には「なりすまし」の脆弱性「CVE-2022-23258」に対処したもので、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.7」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2022/01/24 )
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