Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

今春に詐欺SMS対策機能を追加、機械学習による判別も - ソフトバンク

ソフトバンクは、なりすましや悪意あるURLを含むショートメッセージ(SMS)を拒否する新機能を、春ごろを目安に同社回線利用者へ提供開始する。

宅配業者などを装ってSMSを送り、本文中のURLからフィッシングサイトへ誘導して個人情報などをだまし取る「スミッシング」が多数報告されており、対策機能を用意したもの。

差出人を詐称したSMSを拒否する「なりすましSMSの拒否」や、携帯電話番号が発信元の場合にURLリンクが含まれるSMSを拒否する機能を搭載。さらに機械学習による解析によって判別、拒否する「迷惑SMSフィルター」を追加した。

また従来より提供してきた「電話番号メール拒否、許可」機能を強化。電話番号による入力指定にくわえて、アルファベットでの入力指定へあらたに対応する。

ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOのユーザーが対象で利用料は無料。「なりすましSMSの拒否」と「迷惑SMSフィルター」は、申し込み不要で自動で適用される。利用しないよう設定を変更することも可能。それ以外の機能は、「My SoftBank」「My Y!mobile」「My menu」または「法人コンシェル」より設定を変更して利用できる。

(Security NEXT - 2022/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から