Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

今春に詐欺SMS対策機能を追加、機械学習による判別も - ソフトバンク

ソフトバンクは、なりすましや悪意あるURLを含むショートメッセージ(SMS)を拒否する新機能を、春ごろを目安に同社回線利用者へ提供開始する。

宅配業者などを装ってSMSを送り、本文中のURLからフィッシングサイトへ誘導して個人情報などをだまし取る「スミッシング」が多数報告されており、対策機能を用意したもの。

差出人を詐称したSMSを拒否する「なりすましSMSの拒否」や、携帯電話番号が発信元の場合にURLリンクが含まれるSMSを拒否する機能を搭載。さらに機械学習による解析によって判別、拒否する「迷惑SMSフィルター」を追加した。

また従来より提供してきた「電話番号メール拒否、許可」機能を強化。電話番号による入力指定にくわえて、アルファベットでの入力指定へあらたに対応する。

ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOのユーザーが対象で利用料は無料。「なりすましSMSの拒否」と「迷惑SMSフィルター」は、申し込み不要で自動で適用される。利用しないよう設定を変更することも可能。それ以外の機能は、「My SoftBank」「My Y!mobile」「My menu」または「法人コンシェル」より設定を変更して利用できる。

(Security NEXT - 2022/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
脅威の可視化からテイクダウンまで提供「PHISHNET/25 Axur」 - TwoFive
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生