今春に詐欺SMS対策機能を追加、機械学習による判別も - ソフトバンク
ソフトバンクは、なりすましや悪意あるURLを含むショートメッセージ(SMS)を拒否する新機能を、春ごろを目安に同社回線利用者へ提供開始する。
宅配業者などを装ってSMSを送り、本文中のURLからフィッシングサイトへ誘導して個人情報などをだまし取る「スミッシング」が多数報告されており、対策機能を用意したもの。
差出人を詐称したSMSを拒否する「なりすましSMSの拒否」や、携帯電話番号が発信元の場合にURLリンクが含まれるSMSを拒否する機能を搭載。さらに機械学習による解析によって判別、拒否する「迷惑SMSフィルター」を追加した。
また従来より提供してきた「電話番号メール拒否、許可」機能を強化。電話番号による入力指定にくわえて、アルファベットでの入力指定へあらたに対応する。
ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOのユーザーが対象で利用料は無料。「なりすましSMSの拒否」と「迷惑SMSフィルター」は、申し込み不要で自動で適用される。利用しないよう設定を変更することも可能。それ以外の機能は、「My SoftBank」「My Y!mobile」「My menu」または「法人コンシェル」より設定を変更して利用できる。
(Security NEXT - 2022/01/14 )
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