Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

神戸物産にサイバー攻撃、詳細を調査 - システムは2日後に復旧

攻撃の影響でサーバ内の一部データに破損も確認された。12月21日の時点で脅迫行為などは把握していないとしているが、可能性も含めて外部事業者が調査していると同社では説明した。

また12月13日の週に攻撃を受けた痕跡を確認したとして警察から同社に情報が寄せられたという。その後は警察へ相談しつつ対応を進めている。

システムについてはバックアップデータを用いて同月6日に復旧。12月20日の時点で業務に支障は出ていない。

個人情報の流出を確認したことから個人情報保護委員会にも事態を報告した。今回の事態を受け、調査を進めるとともにセキュリティ対策や監視体制の強化、セキュリティ教育など再発防止策にも取り組むとしている。

(Security NEXT - 2021/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
ECサイトで不具合、会員登録時に別人情報表示 - 下着通販会社
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ