「Apache Log4j 2.17.0」が公開 - サービス拒否の脆弱性を修正
「Apache Log4j」の開発チームは、最新版となる「Apache Log4j 2.17.0」をリリースした。サービス拒否の脆弱性に対処したという。
デフォルト以外のログ設定を行った場合、自己参照の「Lookup」機能における再帰的な処理で不正なデータを扱うとスタックオーバーフローのエラーが発生し、サービス拒否が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2021-45105」が判明したという。
同脆弱性は「同2.16.0」および以前のユーザーに影響があり、重要度は、上から2番目にあたる「高(High)」。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」とレーティングされている。
開発チームでは、脆弱性に対処した「Apache Log4j 2.17.0」をリリース。脆弱性の影響を軽減する緩和策をアナウンスしている。
(Security NEXT - 2021/12/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
