「オムニEC」への不正アクセスで情報流出の可能性 - ホームセンター通販サイト
滋賀県を中心にホームセンターを展開するアヤハディオは、同社通信販売サイトが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報をはじめとする個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同社サイト「アヤハディオネットショッピング」を運用するジーアールの「オムニECシステム」が不正アクセスを受け、入力内容を窃取したり、データベースから情報を抜き出す不正なファイルを設置されたもの。
3月26日から8月19日にかけて決済のために入力された顧客のクレジットカード情報110件が被害に遭い、クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなどが第三者に窃取された可能性があることがわかった。不正利用被害などは確認されていない。
また4月6日までに同サイトに登録した顧客592人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが流出したおそれがある。
9月3日にジーアールより情報流出の懸念について連絡があり問題が判明。翌4日にサイトを停止するとともに、外部事業者による調査を実施していた。同月5日に警察へ被害を申告し、9月13日に個人情報保護委員会へ報告。9月28日に調査が完了した。
対象となる顧客に対しては、書面による報告と謝罪を行っている。同社は「お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「このたびの事態を厳粛に受け止めており、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります」とコメントした。
(Security NEXT - 2021/12/07 )
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