Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米英豪、イランのAPT活動に注意喚起 - 「Fortinet」「Exchange」の脆弱性が標的

ヘルスケアや交通など重要インフラなど広範なセクターが標的となっており、攻撃者は特定のセクターを標的としたものではなく、既知の脆弱性を悪用することに重点を置いて攻撃を展開していると分析している。

CISAは、今回の攻撃をはじめ、米政府の情報機関や民間の脅威情報において、イランの「イスラム革命防衛隊(IRGC)」や、同組織管理のもとイランの民間企業を通じて国家主導のサイバー攻撃が観測されていると指摘。

ウェブサイトの改ざん、標的型攻撃、DDoS攻撃、個人情報の窃取はもちろん、破壊的なマルウェアやソーシャルメディアを利用した活動は幅広く、物理的な影響を目的とした活動なども展開されているとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県