手芸用品通販サイトに不正アクセス - 社内ネットワーク経由でサイト改ざん
アクセサリーの部品やビーズなどの手芸製品を扱う通信販売サイト「パーツクラブオンライン」に不正アクセスがあり、クレジットカード情報が外部に流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。
同サイトを運営するエンドレスによれば、同社の社内ネットワーク経由で同サイトに不正アクセスが行われ、ウェブサイトの決済アプリケーションを改ざんされたもの。6月30日に顧客から情報流出の可能性について指摘があり、問題が判明した。
5月27日からクレジットカードによる決済を停止した7月1日にかけて、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなど、顧客2070人が購入時に利用したクレジットカードに関する情報を窃取され、不正に利用された可能性がある。
7月2日に警察へ被害を申告し、情報処理推進機構(IPA)にも不正アクセスを届けたほか、7月15日には個人情報保護委員会へ報告した。
外部事業者による調査は9月27日に完了しており、対象となる顧客に対しては、11月1日よりメールや書面を通じて顧客に連絡を取り謝罪し、身に覚えのない請求がないか確認するよう注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2021/11/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
人事データやメールの不正閲覧で職員を処分 - 奈良市
すかいらーく「テイクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ