バイク関連製品通販サイトで個人情報流出のおそれ - 3Dセキュアも
オートバイや自転車向け製品を扱う通信販売サイト「TANAXオンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報をはじめとする個人情報を窃取され、不正に利用された可能性があることが判明した。
同サイトを運営するタナックスによれば、2020年12月7日から2021年1月7日にかけて、同サイトで決済に利用された顧客のクレジットカード情報26件が外部に流出し、不正に利用された可能性があることが明らかとなったもの。
脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションが改ざんされたもので、氏名や住所、電話番号、メールアドレスのほか、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコード、3Dセキュアのパスワードなどを窃取されたおそれがある。
1月7日に購入者より情報流出の可能性について指摘があり、1月15日にクレジットカードによる決済を停止。同日警察へ被害を申告するとともに、外部事業者による調査を進めていた。外部事業者による調査は8月13日に完了しており、9月14日に個人情報保護委員会へ報告している。
同社では対象となる顧客に対し、10月27日よりメールや電話で経緯を説明して謝罪するとともに、心当たりのない請求が行われていないか確認するよう求めている。
(Security NEXT - 2021/10/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ドレスレンタルサイトでクレカ情報流出 - 不正利用の可能性
コーヒー通販サイトでクレカ情報流出 - 不正利用の可能性
生地通販サイトに不正アクセス - クレカ情報など顧客情報が流出した可能性
不正ファイルでDBアクセス可能に - グラントマトが追加報告
服飾品の通販サイトに不正アクセス - 顧客情報流出の可能性
ソースネクストで個人情報流出 - カード決済止めるも不正プログラム削除が後手に
外部からVPN経由で不正プログラム実行、メアド流出か - 明大
アパレル通販サイトに不正アクセス - サイト閉鎖後に問題発覚
メタップスPの「Pマーク」取消 - PCI DSS準拠でサービスは再開へ
こんにゃく通販サイトに不正アクセス - 移行前の旧サイトで被害