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JIPDECとフィ対協、メーラーの「S/MIME」対応状況を調査

電子署名は非対応のメーラーでは添付ファイル「smime.p7s」として扱われるケースが多いが、今回の調査では、メールの「無害化」をうたうソフトの一部には、署名を有害ファイルとして扱うケースもあったことを報告。

また一部悪意あるメールは、無関係のファイル「smime.p7s」を添付することで、あたかも電子署名が行われた正規メールであるかのように演出するソーシャルエンジニアリングのテクニックも確認されていると指摘した。

両団体では、調査対象の見直しなども実施しつつ、今後も継続的に調査を実施し、結果を公表していくとしている。

(Security NEXT - 2021/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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