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Apple、「Security Update 2021-006 Catalina」が公開 - エクスプロイト報告がある脆弱性に対処

Appleは、脆弱性1件を修正した「Security Update 2021-006 Catalina」をリリースした。

今回のアップデートは、エクスプロイトが出回っている「XNU」の脆弱性「CVE-2021-30869」に対処したもの。同日公開されたiOS端末向けの「iOS 12.5.5」においても同脆弱性の修正が実施されている。

同社では9月13日にも「macOS Catalina」向けにゼロデイ脆弱性へ対処した「Security Update 2021-005 Catalina」をリリースしたばかりだが、わずか10日で追加のアップデートが公開された。

また9月20日にも「macOS Big Sur」「Catalina」向けに「Safari 15」をリリースしており、「WebKit」に関する脆弱性4件を修正している。

(Security NEXT - 2021/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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