Apple、「iOS 14.8」「iPadOS 14.8」を公開 - 悪用報告ある脆弱性2件を修正
Appleは、同社スマートデバイス向けに最新OS「iOS 14.8」「iPadOS 14.8」をリリースした。
今回のアップデートでは、細工されたPDFを処理すると整数オーバーフローが生じる「CoreGraphics」の脆弱性「CVE-2021-30860」や、「WebKit」に関する「Use After Free」の脆弱性「CVE-2021-30858」に対応した。悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。
今回のアップデートで修正された脆弱性は2件のみだが、いずれも脆弱性も悪用の報告があるという。
また「Apple Watch」向けの最新OS「watchOS 7.6.2」も同時にリリースされており、「CVE-2021-30860」の修正が実施されている。
(Security NEXT - 2021/09/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Cisco、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 一部製品はEOLで修正なし
米当局、「Zimbra」狙う攻撃に注意喚起 - メール「CC」に不正コード
「NVIDIA Triton Inference Server」に脆弱性 - アップデートを提供
SplunkのAWS向けのアドオンに複数脆弱性 - アップデートで修正
「Cisco NDFC」に深刻な脆弱性 - 管理下の機器でコマンド実行のおそれ
コラボツール「Zimbra」に深刻な脆弱性 - すでに実証コードも
Ivanti製エンドポイント管理製品の脆弱性、悪用が判明
「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
「Firefox 131」が公開 - 脆弱性13件を解消
「Flowise」のチャットボットライブラリに脆弱性 - アップデートを