Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EC-CUBE」の一覧画面をカスタマイズするプラグインに脆弱性

eコマースプラットフォーム「EC-CUBE」向けに提供されているプラグイン「一覧画面(受注管理)項目変更プラグイン」に脆弱性が判明した。

シロハチが開発する同プラグインに、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2021-20825」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用されると、管理画面にアクセスしたブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「6.1」。

脆弱性の公表にあたっては、開発者が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。8月23日より脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2021/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを