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「長期間パスワードを変更していない」と変更依頼を装うフィッシングに注意

「JALカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会では注意喚起を行った。

問題のフィッシング攻撃では、「長期間パスワードを変更していないお客様に対してパスワードの変更をお願いしております」などと、パスワードの変更依頼を装い、メールを送り付けていた。

誘導先のフィッシングサイトでは、顧客番号やパスワードにくわえて、クレジットカード情報や電話番号、郵便番号、生年月日、認証コードの情報なども入力させようとしていた。

7月15日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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