保険事故の損害調査など受託する海外事務所にサイバー攻撃 - 日本海事検定協会
日本海事検定協会は、同協会のシンガポール事務所がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。情報流出の可能性も含め、調査を行っている。
同協会によれば、5月12日にシンガポール事務所がサイバー攻撃を受けたことが判明したもの。現在、外部事業者によるフォレンジック調査を実施している。
被害の範囲など調査を進めている段階で、詳細は明らかにしていない。同事務所では、複数の損害保険会社より貨物海上保険や船舶保険などの保険事故における損害調査業務を請け負っており、今回のサイバー攻撃にともない、保険契約などに関連した情報が外部に流出した可能性も踏まえて調査を行っているものと見られる。
またサイバー攻撃を受けたのは、同協会シンガポール事務所のみとしており、他海外事務所や現地法人、国内における本部、事業所ではサイバー攻撃は確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2021/06/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
中日ドラゴンズのグッズ公式Xアカウントが乗っ取り被害
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
従業員メールアカウントがスパムの踏み台に - 河合楽器グループ会社
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
オーダーカーテンの通販サイトで侵害被害か - 詳細を調査中
ドメイン不正利用、メール5万件が送信 - 三菱地所ハウスネット
都立図書館のメルアカに大量の不達メール - 不正アクセスか