欧州グループ会社にサイバー攻撃 - ダイハツディーゼル
ダイハツディーゼルは、同社グループ会社が不正アクセスを受け、システムで障害が発生したことを明らかにした。
同社によれば、5月14日よりヨーロッパを拠点とするグループ会社において、ファイルサーバにアクセスできない状態が発生しており、外部から不正アクセスを受けたことを確認しているという。
同社はネットワークとシステムを停止し、外部のセキュリティ事業者と協力して、原因や被害の範囲について調査を進めている。業務に与える具体的な影響などは明らかにしていない。
被害を受けた子会社名なども明らかにしておらず、本誌取材に対して同社の広報担当者は「二次被害などのおそれがあるとしてあえて公表していない」と理由を述べた。
「ランサムウェア」による被害との報道もあるが、同社が発表したものではなく、原因についてはコメントを避けている。調査によって確定的な情報が判明次第、可能な範囲で情報をすみやかに公表していく方針。
またヨーロッパ以外のグループ会社以外で不正アクセスは確認されておらず、国内のダイハツディーゼルグループにおける影響についても否定している。
(Security NEXT - 2021/05/18 )
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