Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング報告数が過去最多 - 上位5ブランドで8割超

悪用されたブランドを個別に見ると、「Amazon」を装ったケースが全体の50.7%と過半数にのぼる。これに「楽天」「三菱UFJニコス」「三井住友カード」「JCB」を含めた上位5ブランドで、全体の81.2%を占めた。

「ショートメッセージサービス(SMS)」を悪用したフィッシング攻撃も引き続き発生しており、「Amazon」やクレジットカードブランドをかたった文面が確認されている。また、宅配業者の不在通知を装ったケースも多数の報告が寄せられたという。

同協議会では、ログインを促すメールやSMSなどを受信した場合、正規のアプリやあらかじめ登録したブックマークよりログインし、情報を確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増