Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

在宅訪問診療所で患者情報含むUSBメモリを紛失 - 永平寺町

福井県永平寺町の在宅訪問診療所において患者の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっている。

福井大学が指定管理者となっている永平寺町立在宅訪問診療所で、同大職員が患者の個人情報など含む診療所の資料が記録されたUSBメモリを紛失したもの。業務に用いるため、4月22日に外部へ持ち出したが、その後の所在がわからなくなっている。

問題のUSBメモリには、2019年8月から2021年3月までの患者1388人に関する氏名、住所、生年月日、年齢、病名、紹介元、訪問診療の有無、緊急時の連絡先などが保存されていた。

今回の紛失を受けて、診療所と同大では対象となる患者に対し、書面で経緯を説明し、謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大