生活保護受給者の個人情報が流出、市長宛に届く - 八潮市
埼玉県八潮市は、生活保護受給者や保護者の個人情報が記載された書類が外部に流出したことを明らかにした。同市長宛てに郵送されたことで判明したという。
同市によれば、3月3日に個人情報を含む書類が市長宛てに郵送されたもの。問題の文書は生活保護受給者の連絡先確認用として作成したもので、生活保護受給者や保護者などあわせて46人分の個人情報が記載されており、氏名や電話番号などが含まれる。
体調に不安を抱える生活保護受給者が、年末年始に体調を崩した際に対応するため、2020年末に用意した書類で、関係者であれば印刷して利用できる書類だった。年始以降は利用していない。
同市の市役所社会福祉課前の廊下で拾得したなどとあり、差出人として同市外の住所や名前など記載されていたが、一部情報で送信元を確認することはできないという。
同市では流出の経緯や原因について、職員への聞き取りなど調査を進めるとともに、事件性の有無を含め、関係機関に相談している。対象となる関係者に対しては経緯を報告し、謝罪した。
(Security NEXT - 2021/03/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市