インフォサイエンスの複数ログ管理製品に脆弱性 - OSコマンド実行のおそれ
インフォサイエンスの複数ログ管理製品に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。
「Logstorage 8.0.0」「ELC Analytics 3.0.0」や以前のバージョンにおいて「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-5626」が判明したもの。
これら製品においてログをFTP経由でアップロードする際、対象ファイル名の指定に不備があると、細工されたログをアップロードされた場合に任意のOSコマンドを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「7.5」。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したアップデートが提供されているほか、緩和策がアナウンスされている。
(Security NEXT - 2021/01/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ