新型コロナ拡大防止協力金申請者情報が流出 - 神奈川県
神奈川県において、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を電子申請する登録画面で他申請者が入力した個人情報が表示される不具合が発生した。
同県によれば、1月15日10時から使用を開始した電子申請システムにおいて、入力者とは別の申請者に関する氏名や住所、口座番号などが表示される不具合が発生したもの。提供開始後、申請者から指摘があり、問題が判明した。
同県が、同申請システムを開発した東武トップツアーズに確認したところ、LINE申請用に開発したシステムに不具合が存在。申請者がLINE経由で電子申請を行う際、システムの不備により付番が行われず、直近に入力された他申請者情報が申請画面上に表示されることがわかった。
個人情報が他申請者の画面に表示されたのは9人で、116回のアクセスがあった。パソコンなど、LINE以外からの申請で同様の問題は発生していないという。
同県では1月15日11時22分に同申請システムの使用を中断。個人情報が流出した9人に電話で謝罪するとともに、個人情報にアクセスした申請者にも連絡を取って、表示された情報について外部に流出させないよう要請する。また委託業者に対し、原因の究明と再発防止を指示した。
(Security NEXT - 2021/01/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
乗換案内サイトで別の顧客情報を表示 - キャッシュ不備で
キャンペーン応募サイトで設定ミス、個人情報を誤表示 - ヤマナカ
オンラインデザインツール上で他校生徒情報が閲覧可能に - 鹿島市
番組モニター資料に別人向けデータ、システム不具合で - NHK
新規アプリ登録者のメアド流出、システム設定ミスで - マクドナルド
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ
コラボアプリで承認ミス、小学校職員グループに児童が参加 - 石狩市
オンライン申込の確認画面に個人情報が誤表示 - 日本通信
ポケモングッズ通販サイトのリニューアルで不具合 - 情報流出が発生