フィッシング報告、2カ月連続で3万件超 - URL件数も高水準
フィッシングに悪用された63ブランドのうち、クレジットや信販系は16ブランド、金融機関系は18ブランドで、特に信販系や地方銀行を装うケースの増加が見られた。「はじめてフィッシングメールを受け取った」との報告も増えているという。
また、ショートメッセージサービス(SMS)を利用したいわゆる「スミッシング」にも引き続き注意が必要だ。宅配業者の不在通知を装った「SMS」の報告も多い。
ログインを促すようなメールやSMSを受信した際は、正規のアプリやブックマークした正規のURLからログインして情報を確認するよう、同協議会ではあらためて注意を喚起した。
また、スミッシングではマルウェアに感染した被害者が送信元となっている可能性もあると指摘し、むやみにSMSへ返信したり電話をかけないよう配慮を求めている。
(Security NEXT - 2021/01/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍

