コロナ禍ではじめて迎える冬期長期休暇 - あらためてセキュ対策の確認を

メールにも要注意だ。休暇中はもちろん、多忙となる休暇明けに対応が甘くなることを見越して、マルウェアの感染を目的としたメールが送りつけられている可能性もある。

不特定多数を標的としたいわゆる「ばらまき型」の攻撃はもちろん、特定の企業や組織を狙い、特有の事情を踏まえた巧妙な攻撃が行われる場合もある。

感染端末よりデータを盗み出し、実際にやりとりがあったメールの返信に見せかけたなりすましメールを送信、感染を広げるマルウェア「Emotet」「IcedID」なども拡大している。

「不審」と感じるメールは誰もが警戒する。より怖いのは、取引先や顧客をはじめとする関係者から送信されたように見える「一見怪しくないメール」だ。安全が確認されていない添付ファイルやURLは安易に開かず、真偽を確認するなど細心の注意を払いたい。

（Security NEXT - 2020/12/18 ）ツイート