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ネット専用プリペイドカード「Vプリカ」のアプリに不正アクセス

ライフカードが発行するプリペイドカード「Vプリカ」のスマートデバイス向けアプリが不正アクセスを受けたことがわかった。

「Vプリカ」は、オンライン専用のプリペイドカード。プラスチックカードの発行は行っておらず、購入後にオンライン上で発行されるカード情報を利用することでクレジットカードと同様の決済が行える。

今回、スマートフォンよりカード情報の確認やカードの購入が行える「Vプリカアプリ」が不正アクセスを受けたことが判明したもの。同社では12月9日よりアプリ向けのサービスを一時停止した。

同社親会社であるアイフルは、本誌取材に対し、顧客保護の観点からアプリを停止したと説明。現在、不正アクセスについて調査や対処を進めており、不正アクセスの内容や利用者への影響については「回答を控える」としてコメントを避けた。

アプリによるサービスの再開は未定。従来どおりウェブサイトは提供しており、同サービスをウェブサイトより利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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