Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、3製品向けにセキュリティ更新 - 深刻な脆弱性などを修正

Adobe Systemsは、「Adobe Experience Manager」「Adobe Lightroom」「Adobe Prelude」向けにセキュリティアップデートをリリースした。

「Adobe Experience Manager」では2件の脆弱性に対処。「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2020-24445」や、「サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)」の脆弱性「CVE-2020-24444」に対処した。

「CVE-2020-24445」は3段階中もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical)」と評価されており、「CVE-2020-24444」は1段階低い「重要(Important)」となっている。

また「Adobe Lightroom」や「Adobe Prelude」では、検索パスに問題があり、コードを実行されるおそれがある脆弱性を修正した。いずれも「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は各ソフトウェア向けにアップデートを用意。「Adobe Experience Manager」については30日以内を目安とする「2」、それ以外を任意のタイミングで更新を求める「3」とし、利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性