Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドの「ServerProtect for Linux」に権限昇格の脆弱性

トレンドマイクロの「ServerProtect for Linux」にバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品の「カーネルフックモジュール」にヒープバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-28575」が明らかとなったもの。悪用されると権限が昇格するおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「6.7」とレーティングされている。重要度は「中(Medium)」。

周知を目的に同社がJPCERTコーディネーションセンターへ同脆弱性を報告。脆弱性を修正したモジュールのアップデート「KHM 3.0.1.0022」が提供されており、同バージョン以降の最新版を導入するよう求めている。

(Security NEXT - 2020/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、最新OS「macOS Sequoia 15」を公開 - 80件近い脆弱性を解消
Red Hatの「OpenShift」に権限昇格など複数の脆弱性
「VMware vCenter Server」に深刻な脆弱性 - アップデートを
米当局、「Adobe Flash Player」脆弱性を悪用リストに追加 - 使用中止求める
Google、ブラウザ最新版「Chrome 129」をリリース - セキュリティ修正も
GitLabに定例外パッチ - 認証回避の深刻な脆弱性を修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にセキュリティ更新 - 「Chromium」の修正を反映
Apple、「iOS 18」を公開、複数脆弱性を解消 - 旧OS向けにも
「Ivanti CSA」脆弱性の悪用が判明 - 侵害状況の確認を